船舶や大型鋼構造物など、大規模な塗装を行う前段階で欠かせないのが「ブラスト」という下地処理です。研削材を加工物の表面に強い圧力で吹きかけて行うこの工程を、当社は「ショットブラスト」と「グリットブラスト」という工法で実行しております。
Technical -01-
ショットブラスト
粒状の研削材でサビや汚れを完璧除去
そもそもブラストという下地処理は、塗装前の金属などに付着した汚れやサビを取り除き、塗装面の密着性を向上させることが最大の目的。
当社が取り入れているショットブラストとは、粒状の様々な種類・サイズの研削材(ショット)を加工物に吹きかける工法のことで、私達の業界では単に「ブラスト」と呼ばれるほど定番で不可欠な技術なのです。
大型ショットマシーンを多数保有
大きな加工物でもショットブラストできる設備環境も東石工業の強みのひとつ。本社工場に1基、伊倉津工場に1基、第一工場と第二工場に1基ずつ、計4基もの大型ショットマシーンを日々稼働させ、各工場でそれぞれの製品を加工しています。
おかげさまで当社の技術は定評があり、民間企業からの仕事のみならず、公共事業の仕事も多数請け負わせていただいております。
Technical -02-
グリットブラスト
特殊形状の製品をブラッシュアップ
当社が誇るもうひとつの技術がグリットブラスト。こちらの工法では、粒状の研削材を使用するショットブラストとは異なり、鋭角な形状をした研削材を用いてブラストを行います。
また、主にグリットブラストを活用するのは、ショットでは対応できない形状やサイズをした製品の下地処理を行う場合。なお、当社では第一工場においてこちらの工法を実行しています。